何がしたいの? 銭闘工兵

どんな難問も、適切に設定できれば

計算と祖母

4月30日、祖母が亡くなった。

98歳だった。

最後の方は、ぼけてしまい、あまり悲しい感じはしなかったけれど、

なんとなく寂しい。

 

祖母には、自分が小さいころ、両親が共働きだっため、田舎から出てきてもらって

面倒をみてもらっていた。

 

夏休みになると祖母につれれて田舎に行き、勉強も見てもらっていたのだが、

必ず、朝の8時~10時までは、勉強の時間だった。

 

集中力のない小学生とはいえ、毎日2時間も勉強をすれば、当然夏休みの宿題など、

7月中には終わってしまい、残りの夏休みは、遊び呆けていた・・・というわけではなく、宿題が終わると祖母お手製の計算ドリルを延々と解いていた。

 

昔はわからなかったが、自分が大学にいけたのは、たぶんこの時の経験が大きかったのだと思っている。

 

この基本を延々したことが、とても大事だと 今はわかる。

 

ボケる前にこのことに気が付かず、御礼を言えなかったことだけが心残り。

 

だから、ここで言っておきたい。

 

ばぁちゃん。ありがとう。