何がしたいの? 銭闘工兵

どんな難問も、適切に設定できれば

肩こりが、ほぼ治ったので、その備忘録。

まず、いつから肩こりに悩まされるようになかったかというと、仕事を始めてからだ。

年を取るにつれ、どんどんひどくなった。

肩が凝り、そこから、首、最後に頭と 凝りがひどくて仕事にならなくなったので、仕方なく、それまで一度もマッサージなんて行ったことがなかったのだが、母が通っていたところにいくことにした。

 

最初の1回目に通常の倍の時間揉んでもらったおかげで、その後の2~3日はの、とても背中が痛かったのだが、それを過ぎると、とても肩が軽くなり、快適になった。

 

それから、毎週通った結果、5年でほぼ肩こりが治すことに成功。

 

わかったこと というか自分なりの推測も含めたものを書いておく。

 

 肩の筋肉は解剖図も見てのとおり、いろんな筋肉が浅い所から、深い所まで脇から首から 胸からから背中から、いろんなところについていて、自分でそのすべてを簡単に伸ばすことはできない。

 

 

凝っているところを揉んでもらって、気が付いたことだけど、凝って気持ちが悪いと自分が思う部分は、一番こっているところだ。そこがほぐれると、他の凝っている部分が気になるようになる。そこの凝りもほぐれると その次が そのまた次がほぐれる、またまたその次が という具合にどんどん移動しているように感じた。

自分の場合は、初めは、左右の肩甲骨 前の左右の胸

次に 左右の肩甲骨の奥

そのつぎに首

ついで 左右の脇の周辺

最後に現時点で 左右の脇 という風に気持ちが悪い所が移動した。

 

この中で一番印象的だったのは、一番最初に気持ちの悪い所が移動することがわかった肩甲骨の奥が気持ち悪かったときだ。

 

肩甲骨の周辺を1年くらい揉んでもらっていると、どんどんほぐれるのはいいけれど、肩甲骨の奥の何とも言えない気持ち悪さが浮かび上がるようになった。そのため全然効果を感じられず、通うのをやめようか と思っていた。

 そう思いながらも、通い続けていたのだけれど、そんな時、なにかの拍子に左の脇を、目から涙がこぼれるくらいに思いっきり押されると なんと左の肩甲骨の奥の緊張が取れて、とてもすっきりした。

それで、右の脇も同様に思いっきり押してもらうと 右の肩甲骨の奥もすっきりした。

でも、しばらくすると、また肩甲骨の奥が気持ち悪くなり、あとは、それの繰り返し。

 

しばらく通って脇を押してもらい続ける事、1年以上。

とうとう気持ち悪くなることがなくなった。

 

そうなると今度は首の両サイドが張っていることが気持ち悪く感じるようになり、

さらに肩と脇の周辺をもんでもらう事、1年以上。今度は首筋のハリもとれた。

 

そうなると今度は 脇の下の周辺が気持ち悪く感じるようになり、現在半年以揉んでもらいっている最中。だいぶ脇の筋肉を触っても痛くなくなってきた。今は触っていたいのは、左の脇の背中側のところと脇の奥だけ。

 

また、脇が気持ち悪くなくなれば、また別のところが気持ち悪くなってくるのかもしれないが、まぁ、だいたい肩こりの治療しては、ほぼ終了だと思う。

 

まとめると

 ①上半身全体をもむこと。脇をもんだと書いたが、肩周辺全て揉んだうえで、さらに脇を集中してもんでもらったということ。

②機械で揉むとどうしても、狭い場所の同じ場所しかもまないので、揉み返しもひどくなりがちなのでが注意が必要。でも機械も出来る限り併用した方が早く治ると思う。人の手で揉んでばかりだとお金も時間もかかる。機械だと毎日もんでも大丈夫。すこしすっきりするし、お金も節約できる。

③一回揉んだぐらいでは治らない。1カ所につき前屈で体を柔らかくする期間くらいかかると思う。数をこなすことが重要。

④利いていないように感じられるけど、触られて痛いところがあるうちは、治ってない。自分の場合、肩甲骨の奥のこりは結局脇の筋肉のコリからきていた。いろんなところをもんでもらって楽になるところを見つける必要がある。

⑤揉んでいる人は、全能の神ではない。体の中を隅々までわかっているわけではないので、そこ違う と思うときもよくあるが許せ。当然揉みすぎで揉み返しもよくある。

ある程度話をして根気よくコリのもとを探してもらうしかない。文字通り手探りで。

最初から 脇をしっかり揉んでもらえば、もっと早く治ったのでは と思うけど、よくよく考えると、涙がでるくらい痛いのをこらえて、脇をもんでも文句を言わない程度信頼関係ができて初めて触ってもらえうことが出来る場所なので、一番最初からはたぶん無理である。ずっと同じ人に担当してもらい、自分が相手を信用し、信頼する時間が必要がある。

ちなみに自分が通っていたのは個人経営のところで1人しかいないのでずっと同じ人。

⑤触られるまで、痛いことに自分では気が付かないので注意。

これは、自分でもとても不思議だけど、人に触られてようやく気が付くことが多い。

ずっと気持ちが悪いと脳が負担になるから遮断しているのかな?。

⑥上でも書いたが、気持ちの悪い所は移動すること。というか、一番気持ち悪いところのせいで、他に凝っていても認識できないみたい。

⑦お金だが、週に1回通ったので、年に52回×4200円×5年=約100万ぐらいかかった。

 

今回は、お金の力と毎週通うという労力をかけて、長年の肩こりをねじ伏せた という感じ。

 

お金と暇のある人専用だけど、それだけの価値がある と思う。

肩こりから解放されると とても楽。

 

使ったマッサージ器は2018年買ってよかったもの で書いたものになる。